タスカルコラム

オリーブオイル

今回はオリーブオイルをご紹介します。

オリーブオイル

オリーブオイルとは

オリーブの果実から抽出したオイルのことです。
地中海を中心に栽培され、日本では小豆島や熊本県などで生産されます。
食用の他、化粧品や薬品、工業品などにも使用されます。
紀元前4500年前には存在していたと言われ、地中海地方では油と言えばオリーブオイルとも言われるほど一般的に使用されます。
様々な研究において優れている物であることが明らかにされたことで、世界中で人気が高まっています。

種類

オリーブオイルは国際オリーブ協会によって大きく3種類に分類されますが、日本で一般的に販売されているのは
エキストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルです。

バージンオリーブオイル

オリーブの実だけを原料にし、加熱や化学的処理を行っていないものがバージンオリーブオイルに相当します。

■エキストラバージンオリーブオイル

バージンオリーブオイルの中でも最高品質で酸度0.8%以下の物を指します。
日本農林規格では酸度2.0%以下であれば、エキストラバージンオリーブオイルと名乗ることができます。
化学的な物を加えず、シンプルな方法でオリーブ本来の香りを残しています。
サラダやマリネなど、生食使用に適しています。

精製オリーブオイル

そのままでは不純物が多かったり、香りが強いものなどを化学的に精製したオイルのことです。
酸度は低くなりますが、ほぼ無味無臭の為、オリーブオイル本来の風味も損なわれます。
日本では流通量は少なくなっています。

オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)

精製オリーブオイルとバージンオリーブオイルがブレンドされたもので、一般的に安価で流通されている商品です。
ブレンドの比率はメーカーによって異なりますが、扱いやすくスーパー等でも品揃えが多いのも特徴です。
日本では「ピュアオリーブオイル」と表示されていることが多くなっています。
炒め物や揚げ物などの加熱料理にも適しています。
オリーブオイルで揚げることで、カラッと揚がりオリーブのわずかな香りが残ります。

オリーブ・ポマスオイル

バージンオイルを搾った後の残りカスを有機溶剤で抽出したオイルのことです。
海外では工業用として使用されていますが、日本では酸度を基準とするため食用オイルとしての販売が可能となっています。
ほぼ無味無臭のため、バージンオリーブオイルのように生食には向きません。
コストパフォーマンスが高いため、揚げ物などに使用されることが多いようです。

栄養

美容効果

オリーブオイルと言えば、美容効果の為に使用している方も多いのではないでしょうか。
保湿作用のあるオレイン酸やリノール酸が含まれており、肌の水分をキープしてくれます。
また、オレイン酸は腸の働きを活発化させるため、便秘改善効果もあると言われています。

がんのリスク低減

オレイン酸やポリフェノールは抗酸化作用などがあり、その相乗効果によってがんリスク低減の効果があると言われています。
地中海地方の人はがんの死亡率が低いと知られていますが、オリーブオイルを多数使用した食事が理由と考えられています。

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保管方法

①冷暗所に保管

熱や光に弱いため冷暗所での保管が適しています。コンロやレンジ周りは避けましょう。
冷蔵庫は温度が低すぎるため凝固してしまいます。

②空気に触れさせない

抗酸化物質を含んでいるため、基本的には酸化に強い油ですが
酸化すると品質が落ちて、風味なども落ちてしまいます。

③遮光する

容器を移し替える場合は、遮光できる容器にしましょう。
遮光容器ではない時はアルミホイルで包むと良いと言われています。

コラム担当(山本)のオススメ

  1. 化学的処理を一切せずに採取した、一番搾りのエキストラバージンオリーブ。

  2. イタリア産オリーブ100%使用。ミニボトルだからテイクアウト、引き出物やプレゼントにも!

  3. マイルドタイプで使いやすい。パスタや炒め物など、加熱料理に!

  4. 揚げ物・焼き物に適したオイルです。売れ筋商品!

今回は「オリーブオイル」というテーマでご紹介しました。
皆様も、こだわりのオリーブオイルで調理してみてはいかがでしょうか。

最後までご覧頂き、ありがとうございます。
引き続き、ちょっと役立つ情報をお伝えしていきます。

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