タスカルコラム

秋の味覚 秋刀魚

少しずつ暑さも和らぎ、秋を感じる季節になってきました。
食欲が増す時期でもありますが、秋の味覚と言えば何が思い浮かぶでしょうか。
秋刀魚・栗・さつまいも・かぼちゃなど・・・たくさんありますね。
その中で今回は、不漁が続いておりニュースでも話題の「秋刀魚」をご紹介します。

秋刀魚

秋刀魚とは

近年は不漁が続いていますが、本来安価で美味しい秋刀魚は秋の味覚の代表とされる大衆魚です。
「秋刀魚」と書くように秋に旬を迎え、細長く銀色に輝く魚体から刀が連想されるためこの名称になりました。
他に、青串魚・紀伊半島ではサイラ・「吾輩は猫である」では三馬と表記されています。
北太平洋から日本海に生息し、数百万から数千万の大群で移動します。

余談ですが「明石家さんま」さんは実家が水産加工業を営んでいたことから名付けられたそうです。

栄養

秋刀魚と言えば高タンパクで有名ですが、魚の中でもトップクラスで牛肉やチーズ以上の高タンパク食材と言われています。
特に旬の秋刀魚の脂は体重の20%にもなり、DHA・EPA・タウリンがたくさん含まれています。
脂質が多く含まれカロリーも高く少し心配になりますが、その脂質には良質の不飽和脂肪酸であるDHAとEPAが豊富な為安心です。
苦いため捨てることが多い内臓も美肌効果など栄養価が高いため、ぜひ食べて頂きたい部分です。
ビタミン類も豊富に含まれており、栄養価が非常に高くなっています。

効果効能:高血圧予防・動脈硬化予防・コレステロール低下・疲労回復・血液改善・骨粗鬆症予防など

※DHA(ドコサヘキサエン酸):体内では作ることができない必須脂肪酸。サンマのほかにサバやイワシなどの青魚、マグロに多く含まれる。
効果は記憶力向上、認知症予防、抗がん作用などがあります。

※EPA(エイコサペンタエン酸):DHAと同様に必須脂肪酸。青魚に多く含まれる。
効果は動脈硬化予防・中性脂肪低下・精神安定などがあります。

産地と消費量

北海道や東北が産地で、特に北海道の漁獲量は日本の秋刀魚の約半数と言われています。
北海道の厚岸漁港と宮城県の女川漁港は特に有名な産地です。
北から少しずつ南に移動するため北海道では8月下旬から9月にかけて旬を迎え、その後宮城や岩手で旬を迎えます。
消費量も産地と同様に北海道や東北地方で多い傾向にあります。
その反面、沖縄や九州地方では少ないのが特徴です。

美味しい食べ方

塩焼き

王道ですが外せないのは塩焼き!
大根おろしと相性抜群です。
脂や苦みを抑える効果もあり、内臓が苦手の方はたっぷり大根おろしを付けて食べるのがオススメです。
他には、ポン酢やすだち、かぼすなどの柑橘類もさっぱり食べることができてオススメです。

9462:ジェフダ)おろし大根500g

刺身

鮮度が落ちるのが早いため産地であっても流通量は少ないと言われていますが独特の甘みが最高です。
お腹が硬めのものを選んでいただくと新鮮で刺身に適します。
生姜醤油に付けて食べるのがオススメです。

蒲焼き

甘辛いタレと絡めて蒲焼きにすればご飯のお供に最適です。

煮物

甘辛い味の中に生姜を効かせればより美味しくなります。
骨まで食べることができてカルシウムも取れます。
蒲焼き同様、お米によく合います。

コラム担当(山本)のオススメ商品

  1. 骨が取り除かれているため安心。
    塩焼き・煮付に最適です。

  2. 脂の乗った秋刀魚を褄折にして祐庵焼にしました。
    一口サイズでお弁当などにも最適。

  3. さっぱり梅風味!
    骨まで食べれるように加工済みで安心。

今回は「秋の味覚秋刀魚」をご紹介しました。
脂の乗った秋刀魚が食べたくなってきましたのでこの辺で・・・。

最後までご覧いただきありがとうございます。
引き続き、ちょっと役立つ情報をお伝えしていきます。

▲PAGE TOP