タスカルコラム

クリスマスの食事

12月に入り街中でイルミネーションを目にしたり、クリスマスソングを聴くことが増えてきました。今回はクリスマスの食事についてご紹介します。

クリスマスの食事

クリスマスとは

イエス・キリストの降誕をお祝いすることで、誕生日ではありません。日本では1549年にフランシスコザビエルが来日した後、初めてのクリスマスは1552年山口県にて降誕祭のミサを行ったことと言われています。その後江戸幕府の禁教令などにより、一般的になったのは明治30年頃です。本来「家族と過ごす日」でしたが、日本では「恋人と過ごす日」として広く知られておりイベントの一つとしての認識が強くなっています。

ちなみに12月24日をクリスマスイブと言いますが「クリスマス前夜」ではありません。クリスマス当日の夜のことで、教会歴における25日の夜、常用時の24日の夜を意味します。

クリスマス人気メニュー

クリスマスの食事

ケーキ

ホールケーキを食べる方も多いのではないでしょうか。クリスマスのケーキと言えばデコレーションがされている豪華なものをイメージしますが、それは日本と韓国の独自の文化です。ケーキの本場ヨーロッパでは、ろうそくなどは使わず日本の様に豪華なケーキではありません。

■フランス:ブッシュ・ド・ノエル
「クリスマスの木(薪)」を意味しており、丸太の形になっています。ココアクリームを使用されることが一般的です。ノエルはフランス語でクリスマスの意味になります。

■イギリス:クリスマスプディング
イギリスの伝統的なクリスマス料理で、熟成期間が長く、味は濃厚かつ芳醇です。テーブルに出される前に温めなおして、ブランデーをかけて火を付けます。

■ドイツ:シュトーレン
ドイツの伝統料理で、ナッツやドライフルーツがたっぷり入っているパンです。クリスマス前から少しずつスライスして食べられます。近年は日本でも販売が拡大されています。

チキン

クリスマスと言えば、チキンを食べる方も多いのではないでしょうか。特に、チキンの中でも大きな七面鳥がクリスマスのチキンとしてのイメージがあると思います。

アメリカ大陸には七面鳥が広く生息していました。先住民の食べ物でしたが、欧州からの移住者も空腹を凌ぐために食べていました。欧州からの移住者が飢えを凌げたのは、七面鳥があったからとも言われています。

日本では七面鳥の入手が難しいことから、骨付きのローストチキンや手軽に購入できるフライドチキンが人気になっています。

ピザ

他の料理の様に深い意味はありませんが、人が集まるパーティーにはシェアがしやすいピザは人気の一品です。しかし、本場イタリアでは日本の様にシェアやカットなどはされず、一人一枚が基本となっています。日本にはテイクアウトやデリバリー可能なピザ店が多数ありますので、コロナ禍でも楽しむことができます。最近では具材や生地を自分の好みに選べる店も多いので、楽しみながら選ぶことが出来そうです。

サラダ

サラダが日本で初めて単品として提供されたのは1949年12月24日に行われた帝国ホテルでのクリスマスイブパーティーです。今となってはメニューに欠かせないサラダですが、始まりはクリスマスからとも言えます。ポテトサラダをツリーのように盛り付けてみたり、いつもは使用しない彩の良い野菜を使用するなどクリスマスは料理を楽しむのも良いかもしれません。

ローストビーフ

イギリスの伝統料理で、日曜日の昼食にメインとして食べる習慣があります。クリスマスの定番料理となったのは、豪華な物を食べるという理由からです。ローストビーフを作る際のコツは、脂が少ない赤身をじっくり低温で焼くことです。日本ではローストビーフ丼が若者を中心に人気となっており、少しリッチなローストビーフを気軽に食べることができます。

他にも国や地域によってクリスマスメニューが多数ありますので、お気に入りの料理で年末を楽しんでみてはいかがでしょうか。

コラム担当(山本)のオススメ

  1. ジャンボサイズだからクリスマスにピッタリ!バラ凍結で必要な分だけ使えるのもポイント。

  2. 60%以上りんごを使用!!!シャキシャキ食感とヨーロッパ産の甘酸っぱさをお楽しみください。

  3. ピザと言えば!マルゲリータ。安くておいしいオススメの商品です。

  4. 牛もも肉使用で独自製法!ドリップが少なく、様々なトッピングに使用可能。

今回は「クリスマスの食事」というテーマでご紹介しました。サンタさんが来なくなって10年ほどになりましたが、自分へのご褒美として美味しいケーキを食べることにします。今年は新様式でのクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか。

最後までご覧頂き、ありがとうございます。引き続き、ちょっと役立つ情報をお伝えしていきます。

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