タスカルコラム

レッツ、コーヒータイム!!

ほっと一息つきたいとき…食後のドリンクに…仕事の眠気覚ましに!!様々な用途・シーンで活躍するコーヒーについて今回は紹介させていただきます。
おいしいコーヒーの淹れ方とコーヒーにあったスイーツもご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

コーヒーイメージ

コーヒーの歴史

〇カルディの伝説

コーヒーにまつわる有名な話で「カルディの伝説」があります。
アラビア人のカルディという山羊飼いはエチオピアの草原で放牧生活をしていました。
ある日、気がつくと、自分の山羊が楽しそうに飛んだり跳ねたりしています。調べてみると、あたりに茂っている木になった真っ赤な実を食べていることがわかりました。そこで自分も食べてみると、とても爽快な気分になるではありませんか。
それからカルディは、山羊と一緒に毎日この赤い実を食べ、元気に楽しく働いていました。
あるとき、通りかかったイスラム教の僧侶がカルディたちの様子を見て赤い実の不思議な力にびっくりし、僧院に持ち帰って仲間の僧侶たちにも食べさせたところ、甘ずっぱいおいしさに加えて、眠気がとれ爽やかな気分に。
それ以来みんなすっかり魅せられ、魔法の豆として、密かに愛用されるようになったということです。

コーヒーの実

どうやら最初はイスラム教の僧侶の眠気覚ましの妙薬として広まったようです。
現在でも仕事に集中したいときや眠たいときにコーヒーを飲みますよね。
現代に生きる私たち同様、当時の人々にとっても眠気と戦う強い味方だったのかもしれません。

コーヒーの普及

コーヒーは14世紀にエチオピアで発見され、その後アラビアに伝えられたと言われています。
1554年、イスタンブールにコーヒーを提供する店「カーヴェハーネ」ができ、1645年にはヨーロッパ最初のコーヒーハウスが開業、一般の人にもコーヒーが普及しました。
ではいつ日本に来たのでしょうか?

喫茶店のコーヒー

日本へのコーヒー伝来は江戸時代、オランダ人の商人がコーヒーを持ち込んだのが始まりとされています。
当時はごく一部の人々しか触れる機会が無く、馴染みのない味はなかなか受け入れられませんでした。コーヒーが受け入れられるようになったのは明治時代以降、洋食が広まってからです。庶民まで普及したのは1945年以降のことでした。
現在ではコーヒー単体で飲むだけでなく、カフェラテ、カフェオレ、カフェモカ、キャラメルラテなどの様々なアレンジでたくさんの人に愛されています。

ラテアート

コーヒーの種類

コーヒーの種類は大きく分けて、「ブラックコーヒー」「コーヒーにミルクを加えたもの」「コーヒーにミルク以外の飲料を加えたもの」の3つに分類されます。

ブラックコーヒー

ブラックコーヒーは使用する豆が単一産地の「ストレート」と複数産地の「ブレンド」の2種類に分けられます。
一般的な喫茶店やカフェで飲むブラックコーヒーにはブレンドコーヒーが使われています。
コーヒーにこだわった喫茶店やカフェにはストレートで提供しているところが多いようです。

コーヒーイメージ2

コーヒーにミルクを加えたもの

コーヒーにミルクを加えたものは、大きく分けてカフェラテとカフェオレの2種類です。
エスプレッソにミルクを加えたものがカフェラテ、ドリップコーヒーにミルクを加えたものがカフェオレです。
カフェラテに泡立てたミルク(フォームミルク)を加えたものはカプチーノ、チョコソースを入れたものがカフェモカ、キャラメルソースを加えたものがキャラメルラテです。
カフェモカやキャラメルラテにはホイップクリームが使用されることもあり、デザート感覚のコーヒーと言えます。

カフェモカ キャラメルラテ

コーヒーにミルク以外の飲料を加えたもの

コーヒーにミルク以外の飲料を加えたドリンクは無限だと思います!(筆者の主観)
緑茶で割った「緑茶コーヒー」はダイエット飲料として注目されています。
また、コーヒーと紅茶を混ぜたコーヒー紅茶は「鴛鴦茶(えんおうちゃ)」と呼ばれ、香港の喫茶店では一般的なメニューです。
自分でコーヒーに合った組み合わせを発見するのも面白いですよね!それが流行ったら…!?ちょっと夢が膨らみます。皆さんもオリジナルのコーヒーメニューを考案してみてはいかがでしょうか。

コーヒーを飲む人

豆知識:コーヒーは産地、焙煎工程、抽出方法によって味が違う!

この豆知識は筆者の趣味のため、興味のない方は飛ばしても構わないです。今回は産地に絞ってご紹介します!

〇産地

有名な産地といえば、ブラジル、エチオピア(モカ)、インドネシア(マンデリン)、ジャマイカ(ブルーマウンテン)、タンザニア(キリマンジャロ)、ハワイ(コナ)、コロンビア(スプレモ)、グアテマラが挙げられます。
煎り具合にもよりますが、それぞれ異なる個性があります。
個人的な見解ですが、味わいの違いで3つのグループに分けるとこんな感じです。
・酸っぱい系:タンザニア、エチオピア、ハワイ
・バランスが良い:グアテマラ、ブラジル、コロンビア、ジャマイカ
・苦い系:インドネシア

コーヒーが苦くて飲めない人向けにはグアテマラとブラジルを、コーヒーの香りやフルーティさ・甘味を楽しみたい人にはエチオピアやコロンビアをお勧めします!
また、スペシャルティコーヒーに挑戦してみるとコーヒーへの見方が変わると思います! コーヒー豆の焙煎

〇スペシャルティコーヒーとは?

一言で言えば品質管理が徹底された高品質なコーヒーのことです。
国により定義が少し違いますが、スペシャルティコーヒーには生産国においての管理や焙煎・抽出が適切に行われることが必須です。
また、消費者がおいしいと評価して満足することもスペシャルティコーヒーにおいてはとても重要となります。

〇スペシャルティコーヒーの特徴

なんといっても風味が特徴的!!チョコレート、オレンジ、レモン、ワイン、シナモン、ジャスミン、ストロベリー、ラズベリーなどさまざまな風味を楽しむことができます!
様々な味わいや風味を体感できるので、コーヒーに苦いだけの印象を持つ方でもイメージがガラッと変わるのではないしょうか。ぜひ一度体感してみてください!

〇コーヒーのおいしい淹れ方(レギュラーコーヒー)

皆さん、コーヒーを淹れるとき、なんとなく淹れていませんか?それではダメなんです!!
今回はハンドドリップでのおいしいコーヒーの淹れ方をお伝えします!

ドリップ

【必要なもの】
コーヒー豆(粉でも可)
ポット(出口が細いもの)
ドリッパー
サーバー
計量カップ
タイマー
はかり
ペーパーフィルター
ミル(豆の場合)

◆おいしい淹れ方◆

・コーヒー豆を12g量る(中細挽き~中挽きの粉にする)
・お湯の温度は85~95度(深煎りなら85度、浅煎りなら95度程度)
・湯通ししてドリッパーを温める
 (ドリッパーの温度が低いと味が不安定になるため)
・粉を入れ、20mlのお湯を粉全体に注いで蒸らします(30秒ほど)
 この作業をすることでよりしっかりとうまみ成分が出やすくなります。
・ゆっくりと「の」の字を描くように2~3回にわけて湯を注いでいきます
 粉全体ではなく、粉の中心を注ぐように意識しましょう。
 お湯を注ぎ終わったらドリッパー内のお湯が落ちきる前にドリッパーを外しましょう。

試しに一度やってみてください!
慣れてきたら自分好みの淹れ方を見つけてコーヒータイムを楽しんでみてくださいね。

コラム担当者(新入社員:伊藤)のオススメ商品

  1. 深煎りのレギュラーコーヒーで
    深いコクと苦みのバランスが良いです。

  1. 中煎りのレギュラーコーヒーで
    上記のものより苦みは控えめです。

  1. 特殊加工紙使用。
    コーヒー本来のおいしさを抽出します。

  1. マスカルポーネチーズをふんだんに
    使用したクリームに、ビターな
    コーヒーの風味が絶妙なバランス。

  1. 人気のキャラメルムースを
    コクと風味豊かに仕上げた
    フリーカットケーキ。

  1. 生地はしっとり濃厚な味わいです。

今回はおなじみのコーヒーを特集いたしました。
とても手軽にリフレッシュできるアイテムとして身近なコーヒーですが、色々調べてみると知らなかったこともたくさんあってビックリしました!
個人的な好みや主観が盛りだくさんにはなりましたが、みなさんも自分だけのオリジナルコーヒーをみつけてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。
次回も、ちょっと役立つ情報をお伝えしていきます。

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