ソーセージはウインナー?
ウインナーはソーセージ!ですが、
ソーセージはウインナー!と言うと少し語弊があるんです。
今回のコラムは、様々な場面で口にするソーセージについてご紹介します。
ソーセージとは
牛・豚・羊の腸などに、各種の調製した獣・魚肉を詰め、
乾燥・湯煮または燻製した保存食品のことです。
ウインナー・フランクフルト・ボロニアソーセージ等の総称をソーセージと言います。
また、世界中には様々なソーセージがあり、肉だけではなく血や内臓を使用したものもあります。
ソーセージの歴史
生のままでは傷みやすい肉を長期保存しようと考えたのが、始まりだと言われています。
一説によると、ソーセージは古代ギリシャ時代からある加工食品とされ、最も古い種類はブラッドソーセージと呼ばれる血のソーセージです。
日本では、1860年に派遣された万延元年遣米使節団の一人が
「味付けした豚肉を豚の腸へ詰め込んだものを、油で煮たものを食べた」と記録したものが発見されています。
それが日本で最古のソーセージの記録となっています。
ただし、一般的にソーセージが食べられるようになったのは大正時代になってからのことです。
当時、ソーセージは高級品であった為、後に記す日本発祥ソーセージの誕生につながり、現在でも贈答品の定番となっているのかもしれません。
日本におけるJASによる一般的な分類
以前は何の動物の腸に詰めるかで決まっていましたが、現在は技術の進歩により
腸のような人工詰め袋(ケーシング)に入れているため、人工詰め袋の太さで決められています。
・ウインナー:太さが直径20mm未満
→ オーストリア・ウィーンに由来
・フランクフルト:太さが直径20~36mm
→ ドイツ・フランクフルトに由来
・ボロニアソーセージ:太さが直径36mm以上
→ イタリア・ボローニャに由来
ドライソーセージ
乾燥させているので水分量が少なく、保存性を高めたソーセージの総称です。
その為、常温での流通が許可されています。
おつまみとして好まれますが塩分が多く含まれるため、食べすぎには注意が必要です。
・サラミ:水分量が35%以下
→ 原材料:豚肉と牛肉 発祥:イタリア
・カルパス:水分量が55%以下
→ 原材料:豚肉・牛肉・鶏肉 発祥:ロシア
オススメドライソーセージ
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オススメポイント
・そのままでも美味しく、お酒に合う
・チーズとの相性抜群 -
オススメポイント
・ピザやサラダ、オードブルなど使用用途多数
・着色料不使用
日本発祥のソーセージ
魚肉ソーセージ
大正時代より存在していると言われています。(諸説あり)
原料の肉のうち、魚肉や鯨肉の割合が50%以上のものを、魚肉ソーセージと呼びます。
一般的には、スケトウダラ(かにかまの原料)が使われるようです。
赤ウインナー
良質な素材を使用することが難しかった昭和中期に考案されたもので、色味を良く見せるために
赤い色素を使用しており、苦肉の策であったと言われています。
現在ではたこさんウインナーがお弁当でも人気があり、日本固有の食材ということで海外でも知られています。
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オススメポイント
・切れ目が入っており、加熱すると足が開くため誰でも簡単に調理できます。
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その他にも、定番のソーセージからトルネードウインナーなどのインパクトのある
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最後に、テーマの問いに答えると、
「ソーセージはウインナーを含むが、それだけではない」ということになります。
日本ではウインナーが主流のため、同義語で使用されることが多くなっています。
今回は「ソーセージはウインナー?」というテーマでご紹介しました。
最後までご覧頂き、ありがとうございます。
次回のタスカルコラムは5月1日掲載を予定しております。
引き続き、ちょっと役立つ情報をお伝えしていきます。