商品番号 : X307918
エトナの全てを知る最も重要なカンティーナ
1800年代末、ジュゼッペ・ベナンティがエトナ南部、ヴィアグランデで葡萄栽培農家として創業。その後、財産分与を繰り返し、畑は細分化してしまいます。
『1988年、初代ジュゼッペの孫で現当主の父、故ジュゼッペが畑を買い戻し、安ワイン産地であったエトナの可能性を感じ、高品質ワインを目指し、優れた畑を購入していく』
その際、醸造家として抜擢されたのがサルヴォ・フォーティでした。ジュゼッペは薬剤関係で成功しましたが、仕事を辞め、醸造所も新設し、のめり込みます。
『今ではエトナは有名になりましたが、当時は安ワインの産地。初めて高品質ワインを造ったのはベナンティでした。エトナの歴史はベナンティの歴史でもあるのです』
エトナの独特の黒色火山岩はアルカリ性が強く、PHが低い。更に、山の斜面の日照量と海の影響を受け、偉大な赤ワインを産する条件が全て揃っていたのです。
『赤ワインだけでなく、東部のミロは日照が少なく、冷涼ながら、海の影響を受け、葡萄は完熟する。偉大な白ワイン造りに必要な要素を持っていた』
世界的に見ても珍しく、赤、白、ロゼ、スパークリングワインと全てのワインで高品質なワインを産する特別な産地がエトナ。東西南北の畑の個性を活かすべきなのです。
『北斜面では伝統的に黒葡萄しか栽培されてこなかった。カリカンテは海の影響を受ける東斜面のミロと南東部の畑。そして西部の日照の少ない畑で栽培されてきた』
シチリアワインの、ほとんどが平野部で造られますが、エトナは標高500m以上の丘陵なので全く条件が違います。シチリア全体の僅か6%がエトナワイン、貴重なワインなのです。
100%カリカンテ。カタラットは使わない。標高900~1000mの畑。エトナ東側のミロと南側のサンタマリア・ディ・リコディアにある畑のブレンド。火山岩と砂質が強く、非常にミネラルに富んだ土壌。樹齢は35~50年。ステンレスタンクで発酵。樽熟成なし。酵母は畑から採取したカリカンテに相性の良いものをスターターとして使用。
白い花や磯の香り、ライムを思わせる香りがあり、ミネラル感とフレッシュな柑橘系果実の風味が感じられ、バランスよく心地良い余韻があります。
¥3,696(税込)